昔は絵画や彫刻などが多く、
美術館に対して”かたくるしい”イメージがありませんでしたか?
近年では、では知識がなくても楽しめるアートや
体験型のアートの出現によってとても気軽に
アートにふれる事が出来るようになりました。
そんな中、地方にも楽しめる美術館が沢山のあり、
今回はそんな美術館の中から厳選して3つご紹介します。
これを機会にちょっと遠出してみてはいかがですか?
【金沢21世紀美術館】
-アートと触れ合える美術館-

こちらの美術館は聞き覚えのある方も多いかもしれませんね。
金沢21世紀美術館は、2004年に開館されオープンしてから
年々、入館者数を伸ばしており、
今では、美術館の人気ランキングなどがあれば
毎回上位にランクインするようになりました。

常設展で1番有名なのはレアンドロ・エルリッヒ作のスイミングスクールですね。
プールに見立てられた部屋の天井にガラスが張られ、その上に水がはられています。
室温や匂いなども再現されており、とても奇妙な感覚になります。
人間がどのように事象を捉え、空間と関わり、現実を把握していくかを追求する

こちらは庭内にラッパが複数あり、ラッパに話しかけると
別のラッパから声が聞こえ対話の出来る体験型のアート
企画展でもパッと見ただけで面白い作品や
センスにいいものを展示しているので飽きずに
何度行っても楽しめるのではないでしょうか。
【十和田市現代美術館】
-街を変えたアート空間-

十和田市の”Arts Towada”というプロジェクトの
中心として造られた十和田市現代美術館は
特徴的なガラス張りの建物に
国内外問わず斬新なパブリックアートを展示しています。
展示品が美術館内に収まらず目の前の通りにまであふれ、
地域の人々も手軽にアートにふれる機会を与えてくれています。
こちらは日本でも人気のある彫刻家のロン・ミュエクです。
ロン・ミュエクは
1997年、ロイヤル・アカデミーのセンセーション展(en:Sensation (exhibition))に出品された。『デッド・ダッド』で世界にその名を知らしめました。

青森には十和田市美術館とは別に青森県立美術館も有名なので
時間があればこちらも寄ってみてはいかがですか?
公式サイトhttp://www.aomori-museum.jp/ja/
【直島 地中美術館】
-桁外れのスケール、島全てがアート
公式サイトhttp://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
桁外れのスケール、島全てがアート
瀬戸内海に浮かぶ直島や犬島、豊島この3つの島を舞台とし、
島をまるごとアートにしてしまうという桁外れのプロジェクト。
美しい自然、島民とのふれあい、建物や島の細部にまで
はりめぐらされたアートの数々
現実から離れどっぷりアートに浸ってみてはいかがですか?

有名なのはまるでお出迎えしてくれているかのような
黄色いドットのカボチャです。
この作品は、
2012年にはルイ・ヴィトンとの共同コレクション(マーク・ジェイコブスによるディレクション)を発表するなど、見る者の視界を覆い尽くさんばかりの水玉模様のモチーフを使うことが特徴

光の加減で刻一刻と変わる表情と歪んでいるかのように錯覚してしまう時間、
こちらの作品は建築家 安藤 忠雄の代表的なものです。
また、美術館内にはクロード・モネのオリジナルがあったりと
作品自体のクオリティも高いです。

こちらは直島にある銭湯です。
この作品は現代芸術家の大竹伸朗が
それまで建築とは無縁であった大竹の得意とする手法「スクラップブック」をふんだんに用いさらに初の試みとなる絵付けタイルの手法を風呂絵、モザイク画、トイレの便器にまで駆使し作り上げた実際に入浴ができる銭湯です。
他にも宿泊施設などもあり、望めばずっとアートに囲まれたひと時を
過ごす事が出来るようになっています。
【 いかがでしたか?】
これらは全国にある美術館のほんの一部です。
多少遠出をしてでも新しい発見や
そこにしかない出会い、感動を
手に入れる為なら安いものでわないでしょうか?
1度足を伸ばしてみてはいかがですか?