雑誌に載っている商品紹介や、難しい言葉がならんだファッションメディア。
もっともっとファッションは身近で楽しいものだという部分を、ショップの方の生の声でお届けする”PHASHION”インタビュー連載。
今回は、原宿のファッションシーンを長く牽引してきたセレクトショップ。
竹下通りを抜けた明治通り脇のとんちゃん通りの2階にある「WARP」さんで原宿の今を【ショップ篇】と【プライベート篇】の二部構成で伺いたいと思います。
今回お話を聞くのはこちらのお二人。

左:TERAIさん 右:MASUDAさん
まずはお店のコンセプトを教えてください


商品の仕入れに関してはどうしてるんですか?

僕らスタッフには個人個人にそれぞれのスタイルがあるので、接客の時にもそのバイイングが活きてきます。
バイイングには、過去からの実績と経験があるので、取り扱っている物は間違いありません。
感度の高い斬新なWARPらしい商品をお客さんに届ける事に集中できるという仕組みです。

感度の高いWARPさんでは何がよく売れてるんでしょうか?





その他にも2PAC、NOTORIOUS B.I.G、DEATH ROW RECORDSなんてのもあります。
Instagramで投稿すればすぐになくなってしまうので、チェックしてみてください。
Straight Outta Compton|ストレイト・アウタ・コンプトン あらすじ
あらすじ
1986年、アメリカの最も危険な街コンプトンで暴力的なほどにストレートなリリックをハードコアなビートにのせ、日常に感じるフラストレーションと怒りを吐き出していた5人の若者たち。彼らにとって音楽と才能は最大の武器だったー。リリック、プライド、虚勢、そして才能という武器で戦う反逆者たちが、自分たちを抑圧する権力者たちに立ち向かい、世界で最も危険なグループといわれたN.W.A.を結成するに至った真実の物語を描いた作品だ。誰も声をあげることのなかった真実と、スラム街での日常を赤裸々に語った彼らの叫びは社会現象を巻き起こし、今なお多くのアーティストらに影響を与え続けている。出典:Filmarks
その他にも売れている商品はどんなものがありますか?

REPRESENTは売れているブランドの一つです。
バイカーパンツのディティールを組み込まれたこのブランドは、シルエットも細くてめっちゃかっこいいです。


。。。はあ。 それと帽子が多い気がしますね?

帽子に関しては原宿で一番取り扱いがあるんじゃないかな?

常時数十種類のアイテムをおいています。
。。。いっその事帽子屋で行きますか?


6パネルのキャップにワンポイントの刺繍も人気だけど、他のところにはない刺繍もたくさん揃えてます。


ちなみにどんな年齢層のお客さんが多いですか?

金はないけど勢いはあるみたいな。笑
今の若い世代はかなりおしゃれな人たちが多くて、有名なアーティストのインスタ見てきました!
なんてこともしょっちゅうあります。
うちではファッションだけではなくて、音楽の話やアーティストの話を一緒にできる若い世代が特にリピートしてきてくれます。

アーティストの来店があると聞きましたがどなたがいらっしゃったんですか?

しかも来日している時に二度。笑
しかも同じ商品を。笑

SPが入り口を止めていて店前の通りは結構騒然としてました。
レジ前にはジャスティンビーバーのサインが直接書かれていてそれだけを見に来るお客さんもいるぐらいです。




原宿でどのようなファッションが流行ってますか?


すでに感度が高い人は取り入れ始めてマスね。

何を参考にしてトレンドを発信していますか?

情報源としては基本的にはインスタがメインですね。海外の瞬間瞬間を感じれるので。
有名なアーティストやスタイリストのアカウントはチェックしています。

僕は昼も夜もバリバリ5本立ってます!

ありがとうございました。次はプライベートな質問をバシバシしていきたいと思います。笑


あ、はい。(聞いてませんが。。。)ありがとうございました。。
次回は、WARPのスタッフのお二人に原宿で過ごすプライベートなお話をお伺いします。
第二弾の【プライベート篇】原宿の歩き方はこちら
今回お話を聞いたセレクトショップはこちら。

WARP
OPEN 11:00~20:30
馴染み深い王道のストリートスタイルと言うよりは斬新なブランドを発信していく。
まず念頭にあるものはこういう事です。
うちの会社はグループで展開しており、姉妹店は王道なスタイルを取り扱っている分うちは徹底して新しいストリートスタイルに挑戦できるというところもポイントです。
WARP自体は結構挑戦的な姿勢を貫いていたりして、昔明治通りにあった時は古着屋として有名でした。
ドメス文化を知っているダンディなおじさまたちはそっちの印象の方が強かったりするんじゃないですかね?
バイイングを通して、新しい感覚を発信し続けてきた。
うちはそんなショップの立ち位置です。